ファブリックやシルエットに拘り、機能的で高品質なアイテムをリリースしている台湾発のブランド「GOOPiMADE(グーピーメイド)」。
日本では取扱店が少なく(2023AWから増えるが)、まだまだ知名度も低いが、台湾では多くのアイテムが即完売する超人気ブランドだ。
そんなGOOPiMADEのベルト「GOOPiMADE FN-D9 FIDLOCK Nylon Combat Loop Belt(グーピーメイド FN-D9 フィドロック ナイロン コンバット ループベルト)」をレビュー!
目次
グーピーメイド「FN-D9 フィドロック ナイロン コンバットループベルト」をレビュー!
過去に何度も出ているGOOPiMADEのベルトの2023年最新モデルとなるのが「FN-D9 FIDLOCK Nylon Combat Loop Belt(FN-D9 フィドロック ナイロン コンバット ループベルト)」。
ナイロン素材を編み込んだた軽量かつ丈夫なウェビングベルトに、ドイツのFIDLOCK社のマグネットバックルを採用し、着脱やサイズ調整が簡単に行える機能性と耐久性に優れたベルトだ。
ベルト部(帯)にはGOOPiMADEのタグとくすんだオレンジ色のピスタグが取り付けられており、シンプルながらほんの少しの存在感がプラスされている。
FN-D9 FIDLOCK Nylon Combat Loop Beltのカラー
「GOOPiMADE FN-D9 FIDLOCK Nylon Combat Loop Belt」のカラーは3色展開。
- Shadow(シャドウ)
- Pumpkin(パンプキン)
- Rusty Iron(ラスティアイアン)
ブラックライクなShadow、くすんだオレンジライクなPumpkin、カーキっぽいRusty Iron。
ただし3色ともバックルやOリングなどのパーツは全てブラックとなっている(バックルが半透明になったICE Editionも存在する)。
筆者はブラックが好きなのでブラックをセレクト。
それではディテールを見ていこう。
着脱を容易にするフィドロック社製マグネットバックル
「GOOPiMADE FN-D9 FIDLOCK Nylon Combat Loop Belt」はバックル部に、赤ちゃんの抱っこひもやスポーツ・アウトドアギアにも採用されている強度に優れた安全性の高い「FIDLOCK V-Buckle(フィドロック Vバックル)」を採用している。
これの何が良いのか?
一般的なピンバックル式のベルトの場合、ベルトを締めたり緩めたりするとき、ベルトの先端(剣先)をバックルの穴に通し、ベルトの穴にピンを通す必要がある(緩めるときは逆)。
しかし「FIDLOCK V-Buckle」にはそのような手順は必要ないのだ。
「FIDLOCK V-Buckle」はマグネットの力を利用したバックルになっており、対になるバックルのパーツをもう一方に正しい角度で近づけるだけで勝手に「カチッ」とハマってくれる。
逆に外したいときはバックルに付いているナイロン製の紐を引っ張るだけで簡単に外すことができる。例え片手が荷物か何かで埋まっていたとしても、もう片方の手だけでも同じように簡単外すことができる。
つまり「FN-D9 FIDLOCK Nylon Combat Loop Belt」は非常に簡単にスピーディーに着脱を行うことができる機能性に優れたベルトとなっているのだ。
FN-D9 FIDLOCK Nylon Combat Loop Beltのサイズ(長さ)と幅
「GOOPiMADE FN-D9 FIDLOCK Nylon Combat Loop Belt」のサイズは全長140cm。
バックルなどパーツを含まない場合の実寸は134cm程度だった。
ベルトとしてはかなり長いサイズのものとなるが、サイズの調整幅がかなり広く、男性女性問わず、ウエストのかなり細い人から太い人まで付けることが可能となっている。
またベルト部(帯)の幅は約2cmとかなり細い――ただしバックルの幅は約3.3cmある――ため、ほとんどのベルトループに通すことができ、パンツを選ぶこともないだろう。
FN-D9 FIDLOCK Nylon Combat Loop Beltのサイズの調整方法
「GOOPiMADE FN-D9 FIDLOCK Nylon Combat Loop Belt」はピンバックル式のベルトとは異なり、無段階のサイズ調整が可能なベルトとなっている。
しかもサイズ調整のやり方も簡単。
バックル横に付いているOリング(丸カン)とベルト先端のDリング(Dカン)もしくはベルト自体を持って反対方向へと引っ張るだけ。
これだけでベルトを締めることができる。
逆に緩めるときはバックル横に付いているDリング(Oリングではない)を引っ張るだけで簡単に緩めることができる。
バックルに付いている紐を引っ張ってバックルそのものを外してもいいだろう。
また標準的な体型の人ならかなりベルトが余ることになると思うが、その長さや垂らす場合の位置を調整することも可能。
左右に自由に動かせるこのようなパーツが取り付けられているので、垂らすのか垂らさないのか、垂らすならどれくらい垂らすのか、好みに応じて調整しよう。
FN-D9 FIDLOCK Nylon Combat Loop Beltはショルダーストラップとしても使える
「GOOPiMADE FN-D9 FIDLOCK Nylon Combat Loop Belt」は全長140cmとかなりの長さがあるため、ベルトとしてのみならず、ショルダーストラップとしても使うことができる。
バックル横のOリングにカラビナやマグネットリールを取り付けることで、財布やスマホ用のショルダーストラップに早変わり!
またこのバックル横のOリングはベルトとして使う際にも、カラビナや鍵などの小物を取り付けることができるので便利だ。
GOOPiMADE「FN-D9 FIDLOCK Nylon Combat Loop Belt」のレビューまとめ
GOOPiMADEのベルト「FN-D9 FIDLOCK Nylon Combat Loop Belt」を実際に使ってみてわかった「良かったところ」と「良くなかったところ」。
- 取り外しが簡単
- サイズ調整が簡単
- ショルダーストラックとしても使える
FIDLOCK社のマグネットバックルを採用しているため、剣先をバックルに通す必要がなく、2つのパーツを近づけるだけで勝手にバチッと決まってくれるし、外すときも紐を引っ張るだけで簡単に外れてくれるので非常に便利。
サイズ調整もDリングを引っ張るだけで良く、例え太っても(痩せても)穴を新たに開けたり、ベルトを買い直したりせずに済む。
またショルダーストラップとしても使えるのもGOOD!
ただショルダーストラップとしてならもう少しこうだったら良かったのにという部分はある。
基本的に財布などの小物を取り付けることができるのはOリングだけで、リング以外にループなどが付いたショルダーストラップに比べると拡張性が乏しい。
しかしながらベルトとして考えるなら機能面に不満はない。
1つは持っておきたい……持っていても損はないベルトだ。
- 価格
良くなかった、というほどでもないのだけど、13,000円程度という価格設定……もう少し安ければ気軽にもう1本買おうと思えるのになと。