イギリス発の世界的に人気を集める海外通販サイト「END. Clothing(エンド クロージング)」。
日本ではあり得ないような数のブランドとアイテムが揃っているだけでなく、日本ではセールにならないブランドがセール対象となったり、クーポンで更にお得に購入できたりとファッションが好きな人なら外せない海外通販サイトの1つだ。
また簡単には手に入らないレアスニーカーの抽選販売も行っており、スニーカーヘッズにとってもマストなサイトとなっている。
今回はそんな海外通販サイト「END. Clothing(エンド クロージング)」を度々利用している筆者が、気になる関税や送料、安全な購入方法について解説したい。
- END.について知りたい
- END.の商品が偽物ではないか?と心配な人
- END.で安全に買う方法を知りたい
- END.で買い物をしたときに掛かる送料を知りたい
- END.で買い物をしたときに掛かる関税を知りたい
- END.の抽選応募方法を知りたい
目次
海外通販サイト「エンド クロージング」とは?
イギリスのニューカッスルに拠点を置く、世界的に有名なセレクトショップ「END. Clothing」。
2005年にクリスティアン・アッシュワースとジョン・パーカーによって設立され、ハイエンドのラグジュアリーブランドからストリートブランド、スポーツブランド、そして日本発のブランドなど名だたるブランドが揃うセレクトショップであり、オンラインショップだ。
そのハイクオリティな商品と品揃え、最新のトレンドに敏感なセンスは世界中のファッションが大好きな人たちから絶大な支持を受けている。
また「END. Clothing」はただ商品を提供するだけでなく、その背景にあるストーリーやブランドの哲学を伝えることにも力を入れているショップだ。
彼らのウェブサイトや店舗では、各ブランドのデザイナーにスポットを当てた記事やインタビューが常に紹介されており、カスタマーが商品を購入するだけでなく、その背後にあるストーリーや価値を理解し、深く味わうことができるような工夫がなされている。
「END. Clothing」はファッションだけでなく、音楽やアート、カルチャーといった多様な視点からもトレンドを捉え、それを商品のセレクトやショップの空間作りに反映しているのだ。
そのため「END. Clothing」は単なるショッピングスポットであるだけでなく、ファッションやカルチャーの最先端を体感できる場にもなっており、新たな発見やインスピレーションを得るための経験をも提供していると言っても過言ではない。
ファッションに興味がある方はもちろん、トレンドやカルチャーに敏感な方にとって「END. Clothing」は必見の場所となっている。
END. Clothingの商品は本物?偽物の心配は?
日本の一般的なセレクトショップでは考えられないくらいのブランド、膨大な数のアイテムを取り扱っている「END. Clothing」。
それだけに
なんて心配する声が聞かれることがある。
しかし結論から言うと「END. Clothingが取り扱っている商品は本物」だと考えて問題ない。
END.ではこれまで何度も世界中の有名ブランドとコラボコレクションを発表しているが、もしEND.が偽物を販売しているようなヤバいショップであったなら、そんなことが成立するだろうか?
それに世界トップクラスの知名度を誇るEND.が偽物を販売していたのなら、世界中で集団訴訟を起こされ、とうの昔に倒産していることだろう。
「END. Clothing」で購入したのに偽物が届くことがあるとすれば、それは「END. Clothing」を騙った、「END. Clothing」そっくりの偽サイトである可能性が極めて高い。
そのため「END. Clothing」を利用する際は公式サイト、もしくは公式アプリであることをしっかりと確認してから購入することを強くオススメしたい。
END. Clothingの送料と送料無料の条件とは?
「END. Clothing」はイギリスに拠点を置くセレクトショップだが、基本的に全世界――日本からも目当てのアイテムを購入することができる。
その際、購入金額に応じて送料が掛かることになる。
イギリスからの発送となるため、送料がけっこう掛かりそうな気がするかもしれないが、心配は無用だ。
実は「END. Clothing」の送料は2,000円程度とかなり安いのだ!
購入金額が40,000円未満なら、送料は2,000円程度
他の海外の有名ショッピングサイトだと4,000~5,000円くらい掛かることも珍しくないため、これはかなり安い!
しかも一定以上の購入金額になると送料無料にもなる!
購入金額が40,000円以上の場合なら、送料は無料
また「END. Clothing」では定期的に期間限定送料無料キャンペーンもやっているので、なるべく価格を抑えたい、関税を払いたくない人はキャンペーン期間中に購入するのがいいだろう。
関税はいくらかかる?スニーカーは要注意!
イギリス発の人気セレクトショップ「END. Clothing」。
日本では即完売で手に入らないようなアイテム、日本では取り扱いがないアイテム、プレミア必至のレアスニーカーなどを取り扱っており、日本人にとっても魅力的なショップだ。
ただ購入するとなると海外からとなるため、アイテムによっては関税が発生する可能性があることを考慮しておく必要がある。
関税とは国が外国製品の輸入を規制し、国内産業を保護するためにかけられる税金のこと
日本では商品の種類や価格に基づいて計算されることとなっている。
衣類の関税率は一般的に約10%とされている。
例えば、あなたが海外のショップで20,000円のシャツを購入したとすると、商品価格の60%となる12,000円が課税対象額となり、関税率10%を適用すると関税は1,200円ということとなる。
ただ一定の額以下の商品であれば関税が免除されることもある。
日本では一般的に個人輸入の場合、16,666円以下(送料+保険料込み)なら関税は免除される(1万円以下は免税、0.6掛けルール)。
そのため5,000円のシャツを購入した場合であれば関税が発生することはほぼない。
ただし革製品やニット製品などは免税対象外。
またスニーカー(靴)の場合も基本的には16,666円以下であれば関税は免除されるのだが、革が使われているとこちらも免税の対象外となってしまう。
また関税率も使われている素材によって異なり、革の場合は高額になる可能性が高く、購入前に注意が必要。
実際、筆者はこちらの記事で紹介しているスニーカーの抽選に当選したとき、送料を含めた価格は16,666円以下だったが、アッパーの素材にスエード(革)が使われていたため、2,000円ちょっとの関税を取られている。
そのため購入前には税関の公式サイトなどで詳細な情報を調べることをオススメしたい。
ちなみに「END. Clothing」の商品の表示価格、CHECK OUT画面に関税は含まれていない。
関税の請求書はいつくる?来ないときもある?
「END. Clothing」で関税が発生するものを購入した場合、「関税の請求書」は基本的にくると思って間違いない。
「今回は運良く関税の支払いを免れた」なんてことはまずない。
ではいつ関税の請求書はくるのか?
と思ったくらいにくる。
忘れたくらいにくる。
少なくとも1ヶ月以内にはくる。
そしてテンションががた落ちになる。
END. Clothingのスニーカーの抽選方法
「END. Clothing」では普通にアイテムを販売しているだけでなく、レアなスニーカーやコラボアイテムの抽選販売も行っている。
もちろん偽物なんかではなく、本物のアイテムだ。
ここではそんなスニーカーを例に抽選販売への参加方法、当選時の対応について解説していきたい。
大まかな流れとしてはこんな感じ。
「END. Clothing」では抽選販売されるアイテムが掲載されているページ「Launches」が用意されているので、まずはそのページへ。
続いてズラリと並ぶ現在またはこれから抽選販売される予定のアイテムの中から、抽選に参加したいお目当てのアイテムを探してクリック。
抽選終了時間までのカウントダウンと共に「ENTER DRAW」という抽選参加ボタンが表示されるので、参加したい場合はボタンをクリック。
アプリなら右下に表示される「ENTER」のボタンをクリックするだけでもOK!
するとサイズ、発送先、支払い方法を選ぶ画面が出るので、1つずつ選んでいこう。
- Size(サイズ)
- Ship to(発送先:住所)
- Add payment method(支払い方法)
サイズはスニーカーの場合、UKサイズとなっているので要注意!アプリでは確認できないが、抽選ページにUSサイズ、Japanサイズ(cm表記)がわかるSize guideがあるので、そちらでチェックしておくといいだろう。
支払い方法はクレジットカード(デビットカード)とPayPalから選ぶことができる。上述したようにPayPalを選ぶのがオススメだ!
選択が終わったらあとは「ENTER DRAW」のボタンを押せば抽選参加は終了!
あとは結果を待つだけ。
当選すれば会員登録したときに登録したメールアドレス宛てに「CONGRATULATIONS YOU WON THE DRAW」と書かれたメールが届き、後日抽選に参加したアイテムが発送されることとなる。
逆に落選時は「SORRY, YOUR NAME WAS NOT DRAWN」のメールが届く。
END. Clothingでの安全な買い方
魅力的なアイテムが多く揃う海外通販サイト「END. Clothing」。
支払い方法としてクレジットカード(デビットカード)とPayPalを選ぶことができるのだが、安全に買い物をするためにオススメしたいのが「PayPal(ペイパル)」だ。
1998年に設立されたオンライン決済サービス「PayPal」。
銀行口座やクレジットカードを登録することで、インターネット上での購入や送金を安全に行うことができ、その利便性とセキュリティの高さから国内外の200以上の市場で2億5000万以上のアクティブアカウントに利用されている。
PayPalを利用すれば、ショッピングサイトに直接クレジットカードの情報を入力する必要がなくなり、万が一個人情報が流出したときでも漏洩リスクが軽減されることとなるのだ。
またPayPal自体も強力な暗号化技術を使用しており、不正アクセスや詐欺からアカウントを保護してくれるようになっている。
更にPayPalには購入者保護プログラムが用意されている。
そのため万が一、商品が届かなかったり、説明と異なる商品が届いた場合でも、PayPalの購入者保護プログラムが適用されることによって、ユーザーはトラブル発生時に返金を申請することができるのだ。
実際、今回紹介しているEND.に限らず、多くの海外ショップで頻繁に買い物をしている筆者だが、支払いは全てPayPalで行っている。
日本国内のショップでの支払いをPayPalですることさえある。
日本国内のショッピングサイトを利用するよりも少しハードルの高い海外通販。
PayPalを利用することで安全かつスムーズなオンラインショッピングを楽しむことが可能になるので、クレジットカードよりもPayPalの利用をオススメしたい!
END. Clothingで通販した体験談!実際に掛かった関税と送料は?
スニーカーの抽選に当選したときに掛かった関税と送料
当選したスニーカーは以前紹介している「WTAPS×Vault by Vans OG HALF CAB LX」。
価格は13,469円+送料2,300円の「15,769円」だった。
つまり16,666円以下となるため関税は掛からない!
日本のWTAPSの抽選だと「19,800円」だったので、約4,000円も安く買えたぞ!
……と、当選したことと安く買えたことに対する喜びが薄れきった頃、ヤツがやってきた。
関税の支払いを知らせる封筒がやってきた。
そしてその日、人類は思い出した。
「WTAPS×Vault by Vans OG HALF CAB LX」はヤツら(スエード素材)に支配されていたことを……。
関税等は3,500円程度掛かったと思う。
その結果、国内で買うのとほとんど変わらない価格になってしまったのだった……。
しかし欲しいスニーカーの抽選に当選したこと、手に入れられたことに対する喜びは全く変わらない。
例え、後に半額以下になろうともね……。
海外通販サイト「エンド クロージング」の良かった点・良くなかった点
実際に何度もEND.を利用して感じた良かったところと良くなかったなと思ったところをまとめておきたい。
- 取扱ブランド数・取扱アイテム数
- レアアイテムの抽選
- セール
- 送料
- 到着
- PayPal
- 日本円表記
取扱ブランド数・取扱アイテム数
日本ではなかなかお目にかかれないブランドや売り切れてしまっているアイテムも揃う豊富なラインナップ。
どんなアイテムがあるのか、どれを買おうか、と見ているだけで楽しく、軽く数時間が経ってしまう。
レアアイテムの抽選販売
なかなか手に入らないレアスニーカーを始め、魅力的なアイテムの抽選販売が日夜行われていて、日本からも参加できるのは魅力的。
セール
度々セールが行われ、日本では絶対にセールをしないようなブランドのアイテムさえも容赦なくセール対象になるし、このアイテムがこんな価格!?って価格にもなるのは非常にうれしいところ!
送料
海外通販だが送料は2,300円とかなり安価。日本国内の通販に少し足すだけで済むし、送料無料ラインも40,000円程度とかなり低い。
また定期的に送料無料キャンペーンも行っているので、海外通販といえども気軽に利用できる。
到着が早い
海外通販――END.の場合であればイギリスからの発送となるため、商品の到着までかなり時間が掛かりそうな気がするが、END.の場合、遅くとも1週間~10日程あれば商品が到着することが多い。
何度も利用しているが、まだ着かないの?と不満に思ったり、不安になったことは1度もない。
逆にイギリスからなのにもう着いたのか!とその早さに毎度関心させられるくらいだ。
PayPal
海外通販を利用するとき、クレジットカード番号を直接入れるのは怖いので、PayPalが使えるのはGood!
日本円表記
設定すれば価格が日本円表記となるので、為替がいくらだから何円くらいかな?とか考えずに済む。更に日本円表記なのでPayPalを使っても為替手数料が掛からないのはうれしいところ。
- 関税
END.を使っていて1番嫌なところはやはり関税。
はっきりといくら掛かるかわからないため、予想以上に高かったりすると財布的にも精神的にも大きなダメージを受けることになる。