一昔前とは比べものにならないくらい暑く、毎日のように熱中症のニュースが流れるようになってしまった日本の夏。
少し日向を歩くだけでとんでもない量の汗が噴き出し、不快さと共に熱中症になるのではないかという不安が頭をよぎる。
そんな暑い夏を安全に乗り切るための必需品の1つが「日傘(ひがさ)」だ。
日傘といえば女性のものというイメージがあったが、猛暑日が当たり前となった近年は日傘をさす男性の姿を見るのも珍しくなくなってきている。
今回は男性の筆者がメンズにもオススメの完全遮光の日傘「Solshade022 2段折りタイプ」をレビュー!
目次
メンズにもオススメの完全遮光でコスパ最高の日傘「Solshade022」の口コミ
日傘と一口に言っても1万円台半ばに迫るような高級なものから1千円代で買えるような安価なもの、長傘から折りたたみタイプまで様々なものが市場に出回っている。
そんな中、筆者が購入したのはソルシェードブランドの日傘「Solshade022」。
3千円台で購入できる日傘でありながら完全遮光を謳うコスパに優れた日傘だ!
カラーも日差しの強い日でも爽やかな気持ちにしてくれそうなカラーから、メンズが使っても違和感のなさそうな落ち着いたカラーまで揃っている。
筆者はブラック/杢グレーのツートンカラーにした。
夏にブラックは暑苦しいかなとも思ったが、実際の色は完全なブラックではなく、チャコールグレーかつ杢グレー(ライトグレー)が入ることによってそれほど暑苦しいとは思わなかった。筆者が思っているだけかもしれないが……。
ちなみにどのカラーも完全遮光を実現するために、内側はブラックのコーティングが施されている
そんなソルシェードブランドの日傘には大きく分けて4タイプの日傘がラインナップされている。
Solshade020/021 | Solshade022 | Solshade023 | Solshade024 | |
タイプ | 4段折りたたみ | 2段折りたたみ(2way) | 2段折りたたみ | 長傘 |
使用時の全長(cm) | 65.5 / 68.5 | 63.5 | 62.5 | 65~73 |
直径(cm) | 90 / 97 | 85 | 88 | 84 |
収納時の全長(cm) | 28 / 29 | 41.5 | 38 | 65~73 |
骨数(本) | 10 | 8 | 8 | 8 |
自重(g) | 266 / 272 | 240 | 260 | 320 |
筆者が選んだ「Solshade022」は2段折りたたみ(2way)タイプだ。
ソルシェードの2段折りたたみ(2way)タイプにした理由
筆者が購入した「Solshade022」は2段折りたたみ(2way)タイプなのだが、ただの折りたたみ日傘ではない。
2wayという言葉が指すように、2通りの使い方ができる日傘。
そう、コンパクトに折りたたむことができる日傘として使えるだけでなく、長傘のように長いままでも使えるのだ!
折りたたみ日傘はコンパクトになるので、使わないときにはバッグなどに入れておけて便利な一方、収納するときには骨を1本1本ポキポキと折り、1つ1つ形を整えてやる必要がある。
折りたたみ傘を使ったことがある人ならわかると思うが、この作業が非常に面倒くさい。非常に面倒くさい。
1度使ったら長時間使わないような場合であればいいだろう。
しかし短いスパンで開閉するような場合――屋台から屋台やイベントテントからイベントテントへ移動するとき、トイレへ出入りするときなど――や、伸ばしたままでも邪魔にならないときなら伸ばしたまま使えた方が遙かに便利なのだ。
筆者にはこの夏、そういう機会があり、折りたたまずに長傘のようにも使えた「Solshade022」は最高の日傘だった!
完全遮光の折りたたみ日傘の良かった点と悪かった点
では実際に完全遮光の日傘「Solshade022 2段折りたたみ(2way)タイプ」を使って感じたことを書いていきたい。
完全遮光○
遮光率、UVカット率100%の完全遮光を謳う「Solshade022」。
実際に効果はあったのか?
間違いなくあった。
日傘なしと日傘ありでは体感温度がまるで違った。
2段折りたたみの2way仕様○
上でも書いたが、筆者が購入した「Solshade022」は折りたたみだが、折りたたまなくても収納できる2wayタイプ。
長傘のようにも使えるのが筆者のニーズにぴったりとハマって最高の使い心地となった。
耐久性に不安も安心の1年保証○
折りたたみ日傘で心配なのはやはり耐久性ではないだろうか。
筆者が購入した「Solshade022」は折りたたみの8本骨。
シャフト(中棒)や骨が折れたりしないだろうか?大丈夫かな?と心配だったが、実物を見るとシャフトは意外と太さがあって、ガタつきもなく、しっかりとしていた。
ただ風の強い日はやはり怖さがある。
実際に風の強い日に使ってみて簡単に壊れるということはなかったが、この傘なら大丈夫というような安心感はない。
とはいえ万が一壊れても1年間の保証が付いているので安心だ!
骨がちょっと硬い
「Solshade022」は折りたたみであるため、小さくコンパクトに折りたたむ際には骨を1本1本ポキポキと折っていく必要がある。
この骨が想像以上に硬く、初めて折るときにはどれくらい力を入れていいかわからず、壊してしまいそうで怖かった。
しかし1回やってみると力加減がわかり、2回目からは全然気にせず、ポキポキと折っていくことができるように。
慣れた今では逆に硬いところに折りがいを感じていて気に入っている。
意外と持ちにくかった持ち手×
筆者が購入した「Solshade022」の持ち手は木製のストレートタイプ。
長さは約10.8cm。
これが意外に持ちにくかったというか、収まりが悪かったというか、筆者の手にはあまりフィットしなかった。
ネームバンドが邪魔×
家に帰ってきたときやお店に入るときなど、傘の出番が終わったときに、クルッと回してパチンと止める「ネームバンド」。
「Solshade022」はコンパクトに折りたたんだとき用と長傘のように伸ばしたまま使うとき用にネームバンドが2つ付いている。
まとめるときは便利。
しかし傘を使っているときに邪魔に感じることがある。
なぜなら折りたたんだとき用のネームバンドは内側の生地の端っこに近いところに取り付けられており、傘を広げた状態だとネームバンドががっつりと垂れ下がってくるのだ。
そのため傘が動くと連動してけっこう簡単に揺れるので、他の人に当たったりしないかと心配になるし、閉じるボタンどこだっけ?と傘を回したときに自分に当たることがある。
また伸ばしたまま収納しようとするとき、伸ばしたまま用のネームバンドよりも主張してくるので、どっちだっけ?と混乱することがある。
生地が皺になる×
久しぶりに伸ばしてみたところ、脱ぎっぱなしにしていたシャツのような皺が生地に付いていた。
収納時にはいつも綺麗に伸ばしながら収納していたはずだったのだけど……。
折りたたんでもあまり小さくならない
「Solshade022」は折りたたみ日傘ながら、実はあまりコンパクトにはならない。
仕舞い寸法は約41.5cm。
これは16インチのMacBook Pro(の幅)よりも大きいサイズとなる。
そのため、あまり余裕のないバッグには収まりきらないかもしれない。
ちなみに以前紹介した「アークテリクス グランヴィル16」には余裕で入った。
ソルシェード 完全遮光の日傘 2段折りたたみタイプのレビューまとめ!
実は当初、1万円台半ばの高級日傘を買おうと思っていたのだが、売り切れていたため、それまでの繋ぎのために「Solshade022」を購入。
しかし当初のお目当てだった高級日傘は今も買っていない。